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2007年08月23日

市職員の飲酒運転 もはや待ったなし

飲むならなるな、公務員!

(AGARA紀伊民報より引用)

 まだ公務員が飲酒運転をしているのか、と驚かされる不祥事が田辺市で起きた。男性職員2人が相次いで酒気帯び運転で検挙され、ともに懲戒免職処分を受けた。市役所内でも「まさか、信じられない」と、衝撃が走った。

 一人は農林土木課の係長級職員(46)。自宅で焼酎220ミリリットル1本と缶ビール350ミリリットルを半分程度飲み、車を運転して友人宅へ向かう途中、巡回中の田辺署員に酒気帯び運転で検挙された。

 もう一人は市消防本部上富田消防署の係長(55)。消防職員の懇親会で、ビール中ジョッキ8杯程度を飲んだ後、バイクを運転して自宅に帰る途中、工場の外壁に衝突。鎖骨骨折など全治1カ月のけがをした。この係長も酒気帯び運転で検挙された。

 全国で公務員の飲酒運転による事故が相次いだことから、各自治体は厳罰化を進めている。田辺市も昨年11月、飲酒運転についての懲戒処分指針を改正した。

 新たな基準では、酒酔い運転は事故の有無にかかわらず免職。酒気帯び運転で死亡事故や重い事故があった場合も免職。酒気帯び運転で傷害事故や物損事故があった場合、事故がない場合は免職か停職と決めた。飲酒運転と知りながら同乗した場合も、免職か停職にすることにしている。

 市によると、今回の2件はともに、少し休んで酔いをさますということもなく車やバイクを運転していることや、指針を改正した時に「飲酒運転をした職員は、原則として懲戒免職にする」と全職員に文書で周知していたことなどから、情状酌量の余地はないとして、免職処分を決めたという。

 真砂充敏市長は、処分を発表する記者会見で「市民の信頼を失墜する行為で、2度とこういうことのないようにしたい」と陳謝し、自身の給与の一部を返上する考えを示した。

 「処分が厳しいという声はないか」と聞くと、ある課長は「わたしの周りでそういう声はない。みんな(この処分は)当然と思っているのではないか。昔から『飲んだら乗るな』と言われてきているし、全国的にも飲酒運転を見る目は厳しい」と答えた。

 しかし、市民の間では、部下を抱え、指導監督する立場にある係長(級)の職員の飲酒運転が相次いで発覚したことで、これは氷山の一角にすぎないのではないかという不信感も根強い。

 実際、厳罰化を徹底したはずなのに、飲酒運転をしている職員がいた。市の指導が徹底していなかったといわれても仕方がないだろう。飲酒運転をした本人はもとより、職場にも飲酒運転を許してしまう土壌があったのではないか。

 飲酒運転が問題になるたびに、この地では「公共交通網が発達していないから」とか「ほんの少し飲んだだけだから」とかの言い訳が聞こえてくる。しかし、そんな言い訳は全く通用しない。

 市長は全職員に「飲酒運転は犯罪。このことをもう一度肝に銘じてほしい。表面だけを変えても意識の底流が変わらなければ変わることはできない」と電子メールを通じて訴えた。その通りである。

 公のために働くのが公務員である。地域から飲酒運転を根絶するため、先頭に立って意識改革を徹底してもらいたい。
posted by 公務員の飲酒運転 at 12:54| 公務員の飲酒運転ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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